サクタのデブリ

社会不適合者の独り言

サクタは卑屈

ブログの更新をサボっている内に就活の時期が近づいている。まだ何もしていない。

 

今回は今の私の人格を形成するに至るまでの昔話を記していこうと思う。
私の根幹の問題には大して関係は無く、ただ卑屈な性格はどこで根付いたのかという昔話になる。(根幹の問題はやる気が無く、努力ができないこと)

小学校ではバカ男子の一角で、それなりに問題を起こした。低学年の頃は仲の良い女子にラブレターをもらったりなどしていた。なんて快調な開幕か。このときはまるで人生成功しそうに見える。
中学は本当にくだらないつまらない話しかないので割愛する。ただ、ここで一気に所謂「カースト最底辺」になった。主な原因は背が低く、スポーツも下手だったことだと思う。これを原因に受けた扱いから人格が捻曲がって更に悪い扱いを受ける負のスパイラルである。
(個人的に「顔が悪い」は身長よりはマシだと思う、もちろん私は顔も悪い)
高校は在学中あまりに何も無かったという意味で、高校自体に関しては話すことがない。最高だったのは「お前球技大会参加しないよな?」と言われた時だろうか。無論参加しないので「参加しろ」と言われないどころか、そういうモブ以下の存在だと認識されていることは本当に楽だった


高校時代には既にネットを介した友人の方が親しく、何度も会って普通に遊んでいた。関東圏であるので高校生の小遣いでも十分に交流ができたのだ。学校では中学以降すっかり根暗をやっていたがネットではわりかし明るくやっていたのだ。
高2ぐらいまでは仲の良いグループを作ってよく話していた、が、グループが大きくなるにつれてグループによくある問題が起きてきた。今思えば非常によくある展開。グループ内で仲の良い集まりが他で集まってグループメンバーの陰口を言っていたりしたようだ。
その時の私は信じられないぐらい楽観的で、グループの一員としてやっていけていて、周りもこのグループを大切にしているものとばかり思っていた。グループ内で嫌いな人物がいるとか考えたこともなかった。仲がいいからグループになっているんだと思っていた。
気づいたのは本当に些細なことで、とあるイベントにグループで参加しようとしたとき、これに関する私への連絡が少し遅れた。少しと言ってもほんの数分レベルなのだが、私のいない場で連絡があってそれに関してメンバーが盛り上がっているのを見て、一気に視界が開けたのだ。
別に私が特別嫌われていてハブられたわけではないこともわかった。ただ、別にこいつらこのグループメンバー全員を大切に思っちゃいないのだとようやく気づいたのだ。
私のことを蔑ろにしたわけじゃない、常にこの熱量なのだ。
外面仲良しこよしでも裏があるということが恐ろしくなった私は二度とグループに所属しないことを自分の中で誓った。
この機会にグループを抜けたが、この時特に親しかった中3から交流のある友人から「どうしたのか」と直接聞かれ、この友人とは交流を継続することとなった。
また、その当時一時的にいなかった、同じく中3から交流のあった他の友人からも後に「グループからいなくなってたから驚いた、どうした」と聞かれた。
今思えばこれはすごいことだと思う。こんな私にも気にかけてくれる友人がいるのだ。この時以降友人関係というのも社交辞令等である可能性を常に加味して行動しているが、この二人は手放しで友人であると思っている。
おっと。こんないい話をしたいんじゃないんだ。
重ねて断っておきたいのだが、私はこのことについて「酷いことをされた(>_<)」とか言う気は全く無い。グループでは普通のことだ。たまたま私が気づくきっかけはこれだったというだけである。
世の中本当に仲の良いグループなど無い。誰もかも知人に序列をつけているのだ。
そういうことが分かって、そのことを常に考えるようになって、私の今の卑屈な人格ができたという話である。


余談だが高校では文科系の部活に所属しており、後輩に好きな女子がいた。卒業時に告白をしてフラれた挙げ句、SNSで交流しようとしたのも気持ち悪いと思われたらしく、ストーカーとまで言われ縁を切られた。何をしたんだという感じに聞こえるが、ネット慣れした人と近年ネットに触れるようになった人とでは常識が違うというだけの話で、私はこの点についてはどちらが悪かったとも思っていない。単に私が人と付き合うのが下手で挙動が気持ち悪かったのが一番悪かったのだと思う。


さて私はこの後浪人する。
これについては長くはないのだが、とある理由から別記事で書こうと思う。